恋愛は焦って見栄を張っても仕方がない

高校生にもなって彼氏がいないなんて恥ずかしいと思った私はみんなの前で嘯いて大学生の彼氏がいると話していました。
本当はいない、キスもしたことないんです。

でもいつも何でも先にいってるいい女を演じていた私はクラスで付き合っている二人を見たときに、負けたらいけないと思ったんです。
夏がすぎたらもっとみんな恋人を作って経験をつんでいくと思うと、私一人取り残されたような惨めな気持ちになったんです。

だから嘘をついてみたら友達が凄い食いついてきて冗談だよと言えなくなってしまったんです。

これじゃあバレた時に嘘つき扱いされると思った私は大学生がいるバイトを始めました。
そこで男漁りです。
誰でもいい、そこそこイケメンで友達に見せたら「いいじゃん!」って言ってもらえる奴なら誰だっていい、と思って片っ端から誘惑してみました。

するとある日本当に一人の大学生が捕まりました。
すごくかっこいい人でした。
私は嬉しくて嬉しくて皆に紹介したい!と彼にせがみました。

「ヤらせてくれたらいいよ、そうでないと本当の恋人にはみえないよ、嘘なんてすぐにバレるからね」と言われ、私は心臓が跳ね上がりそうでしたがその出会って間もない大学生とホテルへ行きました。

初めては痛くて大声を上げてしまい気絶してしまいました。
そんなに好きでもない人と初めてをしてしまったことが後になるほど自分の気持ちを重くしました。
でもこれで、皆に紹介して本当のことだと言える、と思うと私はほっとしました。

しかし、翌日、彼はバイトを辞めていました。
メールも返信がないし電話も拒否されてました。

どんなに泣いたか分かりません。
どれほどの時間そこで泣き崩れていたのか覚えていません。
心の中がすごく虚しくてポッカリ穴があいたようでした。
あの日の思いは社会人になった今でも癒えずに残っています。

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